Part.V
[14.1.21]新宿中央公園爆破事件について 先日 一部マスコミは、6年程前に史上初めて江戸川乱歩賞と直木賞を同時受賞した、藤原伊織氏の「テロリストのパラソル」との類似点を指摘している。 この物語は、僕がベトナムレディーから、『前からこれをペロ吉に読んでもらおうと思っていたからあげるよ』と文庫本をもらって読んだことがあるのだが、そのときの感想は、【こんな物語、僕なら3日で書き上げてしまうよ】と思ったものだ。 この物語は、新宿で小さなスナックを営むアル中の冴えない中年が、新宿中央公園爆破事件に巻き込まれて行き、かつての恋人の娘やインテリやくざ、学生運動時代に関わった旧友など、様々な人物が絡んだちょっとしたミステリーで、一気に入り込んで読んでしまうということから、多くのファンがいると思う。(ただ、エンディングがちょっと短絡的で、ズッコケそうになったけどね) まだお読みでない方で、どうしようもなく退屈で時間を持て余している人は一度読んでみられたらいかがかとも思うけど、この物語のエンディングと同様に、新宿中央公園で爆発事件が起こっただけで、それをこの物語に結びつけるバカなマスコミに、安易で短絡的な報道を感じる。 爆発物の仕掛けなんかはぜんぜん違うんだからさ。 藤原伊織氏はどう思っているんだろう? この事件がきっかけで、又同氏の文庫本が売れる可能性があるので喜んでいるのかな? |
久しぶりにアジアの情報サイトで有名な“ゴーアジ”を覗いてみた。 以前何度か情報を仕入れたことがあるから、4月の旅を前にして、何か有効な話が載っていないかと思ったからだった。 そのコンテンツの中にアジア各国の会議室というのがあるのだが、ラオス会議室をチョックラ覗いてみたら、ちょっと前になかなか馬鹿馬鹿しいネットバトルがあったようだ。 ことのはじめは、ある男性が、『これまで3度ラオスを訪ねたが、二度と行きたくない国のひとつだ。 スピートボート以外何も面白味のない国だ』と言ったことから、ラオスファンなどが反論し、社会主義国だから仕方がない部分があるとか、大使館の応対が悪すぎるとか、果てはその男性に対し、日本で人間関係の初歩から勉強する必要があるなどと、過激な意見も出ており、それなりに楽しめた。 しかし、よ~~~~~~く、考えてみてよ。 旅は基本的に1人で行くもので、それぞれが訪問国で体験したことや感じたことは、当然その人だけのもので、勿論同じ様な感覚を得た人もいるだろうけど、微妙に異なるのが自然だし、それを相手に押し付けてはいけないし、ネットで個人的見解以上の取り扱いを期待してはいけない。 ましてや討論しようよ!なぞと物騒なことに発展しそうだった形跡があり、よくよくアジアを旅する人間はおかしな奴が多いものだと思った。 旅は個人の自由で、旅で得たものはその人のものだから、それをHPや何らかの形で紹介するのは勝手だが、情報は一方通行であるべきで、見る側がそれに共感したり有意義だと思って情報と取り込んだりするのは自由としても、そうじゃないこうだ!という主観的な部分を言い合っても仕方がないと思うのだ。 情報として、それが間違っているとか、或いは今はそういう状態ではないと変化を教えたりするのは有意義だが、人の主観的な部分を揶揄したり提言しようとするのは、明らかにおせっかいというものだろう。 もっとリラックスした考えになろう! どうせアジアを旅する人間なんて、僕を始め一部の知性と教養の溢れた人間以外は、世間の落ちこぼれに決まってるんだから。 |
今朝のニュースによれば、小泉内閣の支持率が46.9%にダウンしたらしい。 これは前回の調査で70%台後半だったことと比べると、30ポイント程下がったことになる。 原因は勿論、先日の田中外務大臣等の更迭の件で、国民がその処遇に疑問を抱いていることの表れである。 何ともまあ情けない国ではないか。 たかが無能の一外務大臣の更迭で、単純短絡思慮潮干狩りの国民が、これまでの支持から一変して不支持に転じたということだが、こんなおかしな現象が起きるから日本はバカにされるんだ。 おそらくアンケートに答えた国民の半分以上は、以前から指摘しているように物事を深く考える能力に欠落した中高年女性とジャリだとは思うのだが、それにしてもこんなことで平成の高杉晋作の改革に、歯止めがかけられるようだとこれは大問題で、それこそアンケートに不支持と回答したバカ国民を処刑しなければいけないとさえ思うのだ。 |
ある番組で著名人やニュースキャスター達が口を揃えて、今回の田中外務大臣などの更迭劇を、明治維新と投影しているようなコメントを述べていた。 頭悪いんじゃないか? 小泉首相をはじめ現内閣が行おうとしている改革と、明治維新とを比べて、共通する部分があるなどと正気で全国ネットの番組で報じること自体、この番組を見ているアホバカ凡庸人間に誤った認識を与える可能性があるということで、この放送局及び番組スタッフさらにコメンテイターの反省と謹慎を求めたい。 明治維新が全世界が驚愕した奇跡の改革であるということは、今更説明する必要もなく、普通の知識と教養を身につけている方ならご存知だと思うので詳しくは述べないが、端的に言うと、小泉内閣がやろうとしているのはリペアーなんだよ。 明治維新のレボリューションとは、時代背景や改革側と体制側の社会的位置などに決定的な違いがあり、それまでのシステムを根底から覆してしまうものではないんだ。 確かに僕は小泉首相を、平成の高杉晋作と何度も評しているが、これは彼の持つ雰囲気と、権力にドップリ浸かっている腐れ自民党を少しでも修復する可能性のある唯一の人物と思ったからなんだ。 田中真紀子が無能ということを未だに分かっていない国民も多いが、そんな阿呆はほうっておいて、世論と自民党の抵抗勢力に負けずに、これからも小泉内閣は構造改革を貫いて欲しいものだ。 小泉首相の支持率だが、やはりミーハーからアンケートをとったバカ放送局と違って、日曜日の午前に放送している良識ある番組の調査では、支持率が50%を超えている。 これが本当なんだよ。 |
このところ小泉内閣の限界、構造改革の困難なことや高支持率が虚構だったことの指摘で、マスコミ各媒体がうるさいくらいに同じことを口を揃えて述べている。 朝のTV番組では、相変わらず馬鹿ゲストが分かったようなことを安っぽい正義感を顔に出してアホらしく語り、国民に無意味なインタビューを繰り返している。 国民に聞いたって無為なのがどうして分からないのだろう、アホ番組は。 バカな国民が圧倒的だから、80%近い小泉内閣支持があった訳だ。 バカだから無能な田中真紀子を、あたかも何かやってくれそうに勘違いして思い込んでしまった。 その真紀ちゃんが辞めさせられたのだから、バカな国民が小泉首相を支持しないのは当たり前だ。 だから今の支持率、50%前後が本来あるべき数字で、これは僕を初め良識ある国民の支持を受けているという意味で、まだまだ歴代内閣にない高支持率なのだ。 野党各党はこの機会を逃さないとばかりに国会で小泉首相を攻め、あわよくば連合政権を獲得しようなどというSFファンタジーまがいのありもしない理想を追っているのを見ると、本当に日本はオメデタイと再認識してしまうのでありました。 小泉首相に代わる人物がいるとでもいうのだろうか? 僕は彼のどの部分に惹かれているかというと、今までの首相にない意気込みと自信を感じるからなんだ。 でも、支持率の低下でこんなに各方面から攻められると、彼の自信と強い意志も少し弱気が入るかも知れないから、ちょっと心配だね。 負けるな小泉! 自民党の抵抗勢力は、旧態然とした企業密着賄賂裏金私利私欲国民無視の輩の集まりなのだから、国民もそれを理解しないと、大変な逆戻り方向に行っちゃうよ。 もっと勉強しようね、アホ国民。 |