日和見的平和主義BGM:turas song

 八月だ!

 アレレ?もう八月だよ。
 七月の次は八月が来ることになっている、ってもういいか。毎月同じことを言っているようだから。

 八月は大変だ。何が大変かというと、猛暑の季節だ。電車の中では水着同然のきれいな女性たちが挑発してくる。
 目のやりどころと手の置き場に困ってしまう。勿論満員電車では、手が女性の体に触れないように気をつけているが、無意識にお尻を触っていたりすることも、・・・・・・・・・・あるはずはない。
 いずれにしても、電車の中に限らず、街角ではセクシーな女性が溢れ返っているので何とも楽しい月だ。

 しかしこの季節、旅する人も多いだろう。僕の親友のラオス以来の付き合いのN君などは、タイにドップリ浸かってタイ語の学校に通いだしたよ。きっと今頃、足の長いスタイルの良いタイ女性とうまくやっていることだろう。(羨)

 お盆になれば、旅の友人知人が飛行機でビュンと行ってしまう。その頃僕はと言えば、きっと仕事だろう。(涙)

 まあ、こんな八月だけど、暑さを乗り切れば九月がやってきて、僕の
「街金狂騒曲」も大々的に出版されるから、今度は読書の季節になる。この本は200万部ほど売って、印税を三億円ほど稼いで日本とおさらばする予定なのでよろしく。

 さあ、それまでは女性を眺めながら暑い夏を乗り切ろう!・・・エロオヤジか?




 止まった女性
 
 
http://www.cybo.jp/~pero/hiyorimi9.htm#henka の女性から、先日久しぶりに携帯に電話がかかってきた。

 「探偵手帳」をまだ買っていないので、会社の帰りに書店に寄ろうと思うのですが、どこに置いてますか?」と彼女は聞く。
 「大きな書店ならあると思いますよ。ない場合は取り寄せになりますから、送料がかかっても良いならネット書店でどうぞ」と僕は答えておいた。

 実は彼女には既に4月に出版した旨を書いた案内はがきを出していた。
 どうでもいいことだが、なぜ今まで買わなかったのか? 知り合いが出した本なら、僕なら真っ先に購入する。

 そして数日後、彼女が今も尚続けている同人雑誌とともにメモが郵送されてきた。
 「旭屋書店に寄りましたが、売り切れで取り寄せになると言われました」
 彼女は決して取り寄せを依頼しなかった。そして、同封されていた同人雑誌を僕は読みたくもなかったが、読んでみた。
 予想通り、全く進歩のない私小説で、箸にも棒にもかからない下手糞な作品だった。ずっと交際している老人とのドロドロとしたけじめのつかない物語を、さも人間的な部分があるかのように大げさに記述している。

 この人はダメだな。
 僕の本を買う気がないなら、電話などしてこないほうが良い。それに同人雑誌はもう結構だ。この女性は止まったまま年老いていくだろう。人間にとって、何が大切なことかも、もやは分からなくなってしまっている。

 昔は朝日新聞社の新人賞まで受けたらしいのに・・・。


 九月になりますた!

 八月が終われば九月が来る。夏の次は秋が来る。蝉が鳴きやめばスズムシが鳴きはじめる。女性が泣けば男性はうろたえる。男性が泣けば、女性はあきれる。株価は下がればまた上がる。一つの国を訪れて、国境を越えれば次の違った文化・慣習の国だ。海の向こうには陸がある。

 こう考えると、世の中のあらゆるものは一定の流れに従って動いているということだね。

 しかし、会社を辞めたからといって、次の仕事が見つかるとは限らないのが今の日本の雇用事情だ。年金を毎月支払ったからといって、受給資格年令まで必死で生き延びても、国が破綻していればもらえない。
 一流大学を卒業しても一流企業に就職できるとは限らない。善人だからといって、人に好かれ、世の中をうまく渡っていけるとは限らない。子供をようやく一人前に育てたからといって、ホッとできないのが今の日本なんだよ。
 相変わらずの凶悪犯罪が毎日たくさん全国で起きている。政治性や思想性のない悪質・陰湿な犯罪が最も多いのが日本だ。
 自分だけでなく自分の息子・娘がいつどこで事件に巻き込まれるか分からない国が日本なんだよ。

 まあ、こんなことをあれこれ言ってても仕方がないので、やるべきことをやって、前向きに進みましょう。

 



 O君からのメール

 一昨年、ラオスで知り合って以来の友人であるO君から便りが届いた。
 今年の4月に再会した時に、前回の旅行でインド国内をくまなく回った印象を話してくれて、たくさんの写真を見せてくれたことが懐かしい。
 その後、彼はすぐに二度目の長期の旅に出たのだった。

 「サバイディー・ラオス感動旅行記」でも記述しているが、彼はとても真面目でやさしい性格だが、物事を冷静かつシビアに捉える一面を持っている。
 下記の彼のメールからも、それが窺える。

 
 「こんばんわ。
 トルコからエジプトに飛んで、その後ヨルダンを経て 今、シリアのダマスカスに居ます。
 この後は再びトルコに戻ってヨーロッパに行きます。

 ヨルダンのアンマンで、イスラエルやイラクに行った人やこれから行こうとしている人に会いました。
 今は学生シーズンでこんな無謀なことを考えるのは学生が多いんです。
 安宿のテレビニュースでイスラエル軍の攻撃を伝えているにもかかわらず、 ある学生は、テレビを見ることもなく (やはり今日イスラエルに行くことにしました。)と言ってました。

 危険を冒してまでイスラエルやイラクに行く目的は何でしょう?
 数日の滞在で何かわかるのでしょうか?
 観光が目的だったら本当に馬鹿だと思います。
 多分帰国してから友達に (イスラエル行ってきた!すげー怖かった。)と自慢するだけなのかもしれない。

 もちろん、まじめに現実を見てみたくて行ったっていう人もいるでしょうけど。
 そういう人はパレスチナ自治区にも行って、 (とても観光が目的できた、とは言えなかった。興味本位で行くものではない)と言ってました。

 最近、涼しくなって快適に旅をしています。
 ヨルダン、シリアはやや物価は高いものの過ごしやすいです。

 今度、出版する本は、どんな内容ですか?
 ホームページ見れたり見られなかったりなので。。。 」


 僕の本のことにも触れてくれているが、次作が「街金狂騒曲」というタイトルなんだ、なんてちょっと言いにくいんだけどなぁ。
 いつか、「次はアジア旅行記なんだよ」って言える日がくるといいんだけど。


 
 お小遣いを貯めておいて下さいね!

 日本中の良識ある紳士・淑女・学生・リストラ中高年をはじめ、あらゆる老若男女様がお待ちの
「街金狂騒曲」の出版の日が近づいてきました!

 きっと今は印刷会社と製本会社はこの本にかかりっきりで、徹夜作業で最後の追い込みにかかっていることでしょう。
 
 この本は、僕のメールマガジン十誌ほどのなかでも、二番目に発行した思い入れのある「金融裏話・バブルはバルブにはならなかった」をベースにしています。
 内容の詳細は書きませんが、僕の街金顛末記とでもいいますか、そりゃあもうスリルと馬鹿馬鹿しさと感動に満ちた作品です。
 昔の僕に関わっていた方は、ところどころで出演していますから、それも楽しみにしてお読みください。

 この本は、このようにすると大変なことになりますよ、という言わば
「人生のバイブルの一種」です。

 従って、秋の夜長に現在の自分自身を省みながらお読みいただくもよし、友人知人で金銭に少し甘い人へのプレゼントとするもよし、或いは、秋の結婚シーズンで新郎新婦へのプレゼントの一つにするもよし、逆に結婚される方は引き出物の中にそっと添えておくと、「気遣いのできる新郎新婦だなぁ」と感激される逸品です。

 どうぞ今しばらくお待ちください。 長編なので定価は1500円程度の予定です。(決まり次第お知らせ致します)


 
 十月が来てしまったよ!

 なんかこのところパッとしないというか、冴えないというか、一進一退というか、ともかくもう一つ波に乗れない状態が続いていたけど、とうとう十月が来てしまった。
 
 十月は何といっても企業にとっては中間決算が終わり、ダメな会社もウハウハ順調な会社も、いずれにしても後半に向かって気分一新して意気が高揚するものだよ。

 ちょっと下がり気味だった株価もきっと本日からドーンと高騰するだろう。円高が続くと輸出関連企業はちょっとアイタタだけど、日本企業は一ドル100円程度になっても本当はびくともしない財務体質で臨んでいるからどうってことはないんだよ。

 先日、オーストラリアへ留学する女の子の壮行会があって勿論最年長の僕も末席を汚したわけだが、そこで知ったのだけど、彼女が買ってくれた「探偵手帳」が落丁だったらしい。実は僕が今手持ちしている「探偵手帳」の中にも、一冊落丁があり、上大岡の京急百貨店の書店に積まれていた「探偵手帳」の中にも一冊落丁があった。
 落丁ってそんなにたくさんあるものとは思わなかった。

 どうか「探偵手帳」を買ってくれた人の中で、落丁があれば遠慮なくアルファポリスさんへ申し出てくださいね。まあ記念にとって置くというのもいいかもしれないが。何故なら、将来万が一僕がベストセラー作家になった時に、デビュー作の落丁版を持っていると、ヤフーのオークションなんかで何十万円もの値段が付くかもしれないから。

 それはともかくとして、小泉総選挙向け人気取り内閣も出来上がり、失業率はちょっと改善されたといっても相変わらず五パーセント以上だし、1600万円も貯蓄のある家庭と、全く無一文で借金まみれの僕のような人間との格差も著しく、いよいよ士農工商江戸時代的世の中になって来たけど、ようやく
「街金狂騒曲」もボチボチ出版されると思うし、元気を出してやって行こう!

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