Part.Y
[14.3.22]官軍的態度 日記にも記述したが、夕刊フ○という新聞に、某探偵社の女社長の調査エピソードが連載されている。 勿論僕の探偵手帳のように知的で文学的要素もない、単なる興味本位の内容をまずい文章で書いているだけのものである。(勿論内容も面白くもなんともない、読むだけ時間の無駄というものだ) 僕の探偵手帳は基本的にノンフィクションで、その中にフィクションの部分をどれだけ加味して、依頼人のプライバシーを保護し、ロマンのある内容や探偵という仕事の実態提供に仕上げて行くかが、物語作成上、常に注意していることである。 しかしこの女社長の某探偵社は、もともと表と裏が大きく異なるトラブルの尽きない探偵社なのだから、依頼人に対するそのような配慮は期待できない。 何でも面白おかしく書けばよいというものではない。 調査会社として最も重要な部分は依頼人のプライバシー守秘である。 このように、例えば先日ようやく終わった、“ロング○ブレター 漂流○室”というあほらしいTVドラマや、平和、aha〜とか、上がってんの下がってんの?などと意味不明なことを歌っている訳の分からないヒット曲など、対象者がバカという前提に、勝てば官軍的態度で、やりたい放題のクリエイターが多いのは日本の終末を物語っている。 |
今朝TVで、今から3年後の2005年に於ける日本人の生活を予測したものが放映されていた。 家電の発展は、ITと結びついて非常に便利になるというものである。 例を挙げれば、携帯電話からの操作で、急に雨が降ってきてもベランダカバーというものを干している洗濯物に被せたり、スーパーで買い物中に、大根など買おうとしているものが家の冷蔵庫にあるかないかを確認したり、出かけた後ペットにえさを与えるのを忘れたから、自動えさ給付機のようなものからえさを与えることができたり・・・などと、まあこんなくだらないことの羅列である。 これも購入者がバカという前提に作ろうとしている、やりたい放題のメーカー側の姿勢に他ならない。 IT関連がもはや限界で、パソコンはドンドン安くなり収益率が悪化し、インターネットの限界も目に見えてきた現在、メーカーはそれを家電製品に取り入れて、生き延びるために必死なのである。 簡単に言えば、どんなに優れたものを作っても、それを使う側がアホなら宝の持ち腐れということだし、便利になるということはそれだけ人間が怠惰になるための利器だということなんだね。 どんなに生活環境の利便性が図られたって、人間の心に関係するものは普遍的なものなのだから、人間性或いは大きく言えば人類そのものの向上には何等役を果たさないということである。 メーカーも、例えばマインドコントロール抑制機とか、自己中心的思考矯正機、正義感・愛国心高揚補助機、なんてものを作る努力をしろよ! |
社民党の辻元清美衆議院議員がいよいよ辞職に追い込まれた。 僕は彼女の公設秘書給与ピンハネ疑惑がマスコミなどから持ち上がった時、やっぱりボロが出たかと思ったが、あまりにもあちこちから非難を浴びているので、ちょっと静観していた。 彼女の無知、ハッタリ、潮干狩り人間性は、随分以前日和見で述べたが、要するに力もないのに時流か一時的な運に乗って、持ち前のハッタリでこれまで生きてきた人間の本質がばれちゃったというだけの、きわめて低次元な事件だったって訳なんだね。 いつも言っているが、一の仕事を何十にも見せることができるスキルを持ったハード人間は、神がいつかその化けの皮を剥がすってことだ。 僕の周りにもいるんだよね、ハード人間が。 |
賛否両論があるのを分かって一応書いてみる。 大学生の入学式のシーズンだが、何と入学式にはほぼ全員スーツを着ていくらしいのだ。 これは随分以前からの傾向らしくて、僕は自分の息子が大学生になるまで興味もなかったから知らなかった訳だね。 しかしちょっとおかしいとは思わないだろうか? スーツ姿の新人を歓迎する式といえば、入社式ではないのか? 確かにフォーマルな集まりや儀式では、社会人でなくともスーツを着用するのは良く分かる。 それは僕も理解している。 でも大学生になる式典で、まだまだこれからいろいろと学び、人の世話になり、半人前の自分を向上させていく場で、最初から大人社会で着るスーツ着用はいかがなものかな? 多分それも親が買って与えたもので、良識のない親が無知なアホバカ子供に半ば押し付けたものなんだろう。 ちょっと考えれば分かる常識が、今やいい大人が分からないのだから、こんなところにも日本の終末が近づいていることが窺えるよね。 因みに我が優秀な息子は、僕が以前、『最近の大学生はスーツ姿で入学式に出るらしいなぁ。 昔と違って腰抜けばっかりやな』という傲慢な言葉に影響されたのか、今朝はカジュアルな姿で入学式に臨んだらしい。 かわいそうに。(笑) |